ワキガ臭が軽い人ほど治りやすい?【段階別治療法と対策】

 

ワキガ臭が軽いほどワキガは治りやすいという話を耳にすることもありますが、これって本当なのでしょうか。
ここでは、ワキガの段階による区分やその症状と治療法、軽度のワキガのセルフケア方法について解説しています。

 

ワキガの段階による症状と治療

ワキガはその症状によって軽度、中度、重度の3段階に分けられます。

 

軽度のワキガ

汗をかいたときにワキガ臭を感じる程度。

 

普段は腋の下に鼻を付けて嗅ぐとにおいが判るくらいで、日常的なケアだけでも周囲には気づかれずに生活することができます。

 

中度のワキガ

直接臭いを嗅がなくてもワキガ臭が分かり、白いシャツの脇の部分が黄ばむことも。

 

丁寧にケアしていれば普段は気づかれないことも多いですが、手を抜いたり長時間放っておくとにおいが漏れ出してきます。
そうなると、満員電車やエレベーターなどの閉鎖空間でははっきりとワキガであることがわかってしまうレベルです。

 

ワキガ治療の選択肢の幅が広く、クリームから手術まで様々な手段から治療法を選ぶことができます。
生活習慣や体質改善でレベルを下げることが出来る可能性も高いので、諦めずにいろいろと試してみるのがお勧めです。

 

重度のワキガ

非常に臭いが強く、道ですれ違っただけでワキガ臭を感じる。

 

このレベルの臭いが常に出ていると嗅覚がマヒしてしまい、自分ではワキガに気づけないケースがあります。
オフィスや教室ではワキガであることを隠すのも難しいため、場合によっては社会生活に支障が出てしまう場合もあるでしょう。

 

ワキガ用のデオドラント製品や医薬品を使っても、完全ににおいをカバーすることは難しくなってきます。
ワキガ手術を真剣に考えるのは、ほとんどがこの重度のワキガレベルの人になります。

 

 

自分では軽度のワキガと思っていても、実際に病院で検査を受けたら重度だったというケースがあります。

逆に重度だと思い悩んでいても、単に精神的に臭いに敏感になっているだけで、ワキガクリームなどで充分にケアできる場合も多いのです。

 

ワキガのレベルは、自分自身では正確にチェックすることが難しいことを理解してください。
少しでも不安を感じるなら一度専門医に相談して、客観的に判断することも大切です。

 

ワキガの段階別治療方法

ワキガの段階によっては、セルフケアだけで対処が可能な物と治療を要する物に分かれます。

 

軽度のワキガ

市販のデオドラント製品で防げる。

 

日ごろからの心がけ次第で、ワキガを気にせずに生活することもできます。

 

中度のワキガ

ワキガ専用の石鹸やクリームで臭いを押さえられる。

 

ワキガ手術を受ける場合も、高周波治療や電気凝固法などの負担が少ない治療法から幅広い選択が可能です。

 

重度のワキガ

医師によって手術が必要と診断されることがある。

 

完治を期待するなら、完全にアポクリン汗腺を除去する箭徐法などが候補になります。
保険が適用される場合もあるので、しっかりカウンセリングを受けて治療法を決めましょう。

 

 

一般的にワキガは軽度の方が治療費用も安く済み、治療法も手軽に取り組めるものですから、治りやすいと考えらます。
ワキガを治すためにもっとも大切なのは、「自分の症状に合わせた適切な治療」を受けることです。

 

自分は軽度のワキガだからと自己判断して間違ったセルフケアをしてしまうと、ワキガが悪化することもあります。
治療を考えている場合は、まず病院で医師に相談し、レベルに合った適切な方法をとるようにしてくださいね。

 

軽度〜中度 ワキガのセルフケア方法

軽度〜中度のワキガで病院での治療が必要なレベルではない場合、自宅でセルフケアを行うことでかなり臭いを抑えることが出来るようになります。
正しいワキガのセルフケア方法にはどんなものがあるのか、しっかりと押さえておきましょう。

 

汗をこまめに拭き取る

 

ワキガは、アポクリン汗腺から出る粘り気がありたんぱく質や脂質を含む汗が皮膚の常在菌に分解されるときに出るにおいです。
ですからまず大切なのは、汗をこまめに拭き取ること。
汗が皮膚に残らなければ、ワキガも最小限に抑えることができます。

 

汗を拭き取る際にはハンカチなどを使用する方も多いですが、オススメは濡らして固く絞ったタオルで拭きとることです。
ハンカチは吸水性がタオルほど高くありませんし、乾いた状態の布では皮膚に付着している汗の成分を完全に拭き取ることが出来ません。
拭き取る際にゴシゴシ擦ると汗腺を刺激してしまいますから、上から軽く押し当てるような感じで拭き取るのがポイントです。

 

出先で濡れタオルを用意することが難しい場合に役にたつのが、ポケットタイプのウェットシートです。
パウダーインや敏感肌用などいろいろな製品が出ているので、自分に合ったものをいつもバッグに入れておくようにすれば、安心感があって精神的にもプラス効果が得られます。

 

ウェットシート選びで一つだけ、絶対に避けるべきなのが「香り付きの物」。
流行のアロマ製品には、香りを拡散するための様々な成分が配合されています。
香料が飛散するときにワキガ臭も拡散してしまい、混ざり合ってより不快なにおいに変化する可能性もあります。
ワキガ対策には、しっかりした厚手で無香料のウェットシートを選びましょう。

 

デオドラント剤

 

軽度のワキガ対策としてデオドラント剤を使用する方は多いですよね。
コンビニやドラッグストアなどで手軽に手に入りますし、制汗、殺菌、消臭と様々な効果を期待して、つい多用してしまうことも少なくありません。

 

ですが、デオドラント剤は様々な薬剤が混ぜ合わせてあるため、あまり頻繁に使い過ぎると肌に大きな負担をかけることになります。
肌荒れやかぶれを引き起こすこともありますので、使用の際は肌の状態に注意しておくようにしましょう。

 

デオドラント剤にも多くの種類があり、ワキガの段階によって効果があるものとあまり効き目を実感できない物に分かれます。

 

軽度のワキガであれば、スプレータイプ、ロールオンタイプ、ストーンタイプなど様々な製品からの選択が可能です。
スプレータイプは臭いのマスキング効果の他に制汗効果も高く、汗をかく季節には特に役に立ちます。

 

スッとする感じもあるので精神的な部分でもストレス軽減に役立つ一面がありますが、使用時に音が出ることとかさばるために、外出先での使用が制限されるマイナス面もあります。

 

ロールオンタイプとストーンタイプは、ともに直接腋の下に塗り付けることで効果を発揮します。
スプレータイプよりもピンポイントで塗れるので、付けているという安心感は上です。
多少の制汗効果もありますが、スプレータイプほどのスッと感は感じにくいのが弱点。

 

また、すでに出てしまっているにおいをマスキングする効果はほとんど期待できません。
皮膚を酸性に保ち、皮膚常在菌の働きを抑制して汗の分解スピードを抑えることが主目的なので、定期的に塗り直さないと短時間でワキガが再発してしまいます。

 

市販のデオドラント剤を使用するときは、必ず腋の下の汗や前回付けた薬剤を拭き取ることを心がけましょう。
濡れタオルやウェットシートで腋を拭って清潔にしてから使うことで、ワキガの発生や拡散を抑える効果が倍増します。

 

医薬部外品のワキガクリーム

 

市販のデオドラント剤では安心感がイマイチ、という軽度〜中度のワキガにお勧めなのが、ワキガ専用に開発された医薬部外品のクリームです。
制汗・抗菌・保湿のすべてに対して効果があり、効果の持続時間が長いのも特徴。
朝清潔な状態で塗布しておけば、夕方までワキガを気にせずに生活できる安心感で圧倒的な支持を集めています。

 

市販のデオドラント剤よりも効果が高いため、中度のワキガであればワキガクリームだけでほとんど臭いが気にならないレベルを保つことができます。
皮膚に負担がかからない処方になっているので、デリケートゾーンが臭うスソワキガや子供のワキガにも使えるという利点も大きいですね。

 

市販のデオドラント剤と比べると価格が高めの物が多いのが欠点ですが、医薬部外品のため使用量が定められており、ほとんどの製品は1ヶ月以上使える量になっています。
効果や安心感とコストパフォーマンスのバランスを考えると、一番お勧めできるセルフケア製品と言えるでしょう。

 

その他のセルフケア

ここまでのセルフケアは、すでに出てしまっているワキガに対処するための物でした。
ワキガを出にくくするために、日常的に注意すべき点もご紹介しておきましょう。

 

ボディソープ・石鹸

ワキガは、アポクリン汗腺から出る汗とそれを分解する細菌の二つが揃うことで発生します。
乾燥して皮膚の状態が悪くなるほど悪玉菌が繁殖しやすくなり、ワキガも強くなる傾向があるのです。

 

殺菌力が高いせっけんや、保湿成分が配合されたボディソープ、またはその両方を備えた薬用せっけんなどは、ワキガを予防するのに非常に役に立ちます。
今使っている洗浄剤を見直すことも、ワキガのセルフケアの1つです。

 

下着・衣類

ワキガを防ぐためにもう一つ重要なのが、肌に直接触れる下着類です。
湿度が高くなるほど細菌は活発になるため、蒸れやすい化学繊維の下着はワキガの発生を助長してしまう場合があります。

 

自然に吸湿して汗を逃がすコットンなど天然繊維の下着を選ぶことも、ワキガを軽くするための大切なポイントです。

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