ワキガ・脇汗体質かどうかのチェック方法

 

自分がワキガがどうかはなかなか自分では判断出来ないだけに、余計気になると思います。
また、脇汗が多いと臭いもキツクなりがちなので、脇汗体質かどうかもワキガになりやすいかどうかの判断になります。

 

チェック

それではワキガと脇汗体質を同時にチェックしてみましょう。
以下の質問に「はい」「いいえ」「どちらともいえない」で答えて下さい。
「はい」は2点、「どちらともいえない」は1点、「いいえ」は0点として計算して下さい。

  • 家族にワキガの人がいる
  • 耳垢がいつも湿っている
  • ワキ毛等に白いゴミにようなものが付く
  • 毛深い
  • おでこや鼻の頭が脂でテカテカする
  • 肉類や油っぽい物が好き
  • ケーキ等甘い物が好き
  • ストレスを溜めやすい
  • 他人から臭いを指摘されたことがある
  • 自分で自分の臭いがわかる
  • 衣類のワキの下に汗じみがよく出来る
  • 冬でも汗が多い
  • 緊張や興奮をすると汗ばむことが多い
  • 靴や靴下が臭う

 

判断

合計点数で診断しますが、自分の判断に依る結果なので、あくまで1つの目安として考えて下さい。

 

合計点数20点以上の場合

ワキガ体質が強く疑われます。
なるべく早く専門の医院を受診することをお勧めします。


合計点数が15〜19点の場合

中程度のワキガ体質です。
ストレスがかかったり食生活次第では臭いを発してしまうかもしれません。
一度カウンセリングを受けるのも良いでしょう。


合計点数が8〜14点の場合

今はそれ程ワキガを気にする必要はないでしょう。
しかし、ワキガ・多汗症予備軍と言えます。
こまめにシャワーを浴びる、脂っぽいものを採り過ぎない等に気を付けましょう。


合計点数が7点以下

ワキガ・多汗症である可能性はかなり低く、問題はありません。


その他の判断

ワキガは子供でもなることがあります。
その為、上記の質問の中でも、特にワキガかどうかを簡単に判断出来るものがあります。

 

耳垢がいつも湿っている

ワキガの原因であるアポクリン汗腺は脇の下や陰部、外耳道といった特定の場所にあります。
ですから耳垢が湿っているということは、そこにアポクリン汗腺が多いという事を示しているのです。

 

耳垢が湿っている=ワキガと断定は出来ませんが、素人がワキガの可能性があるかどうか判断する一番簡単な方法です。
お子さんの耳垢が湿っていても、ワキガ臭を発するようになる小学生や思春期までは様子を見て下さい。


肉類や油っぽいものが好き

ワキガの原因として近年注目されているのが肉類のような高カロリー、高脂肪の食事です。

 

脂肪がアポクリン汗腺を刺激して汗の分泌を多くするからです。


ストレスを溜めやすい

近頃はストレスに悩まされている人は多いと思います。

 

緊張した時に手汗をかくように、ストレスも汗腺の働きを活発にしアポクリン汗腺からの汗の分泌を高めます。
中にはワキガを気にすることがストレスとなり、余計症状を重くする場合もあります。


ワキガの原因は遺伝とストレス

ワキガは男性でも女性でも気になりますね。

 

ワキガは不潔にしているからなるわけではありません。

 

ですから、必要以上に汗を1日何度も流していると、皮膚に必要な脂質まで落としてしまう事になるため、肌を荒らしてしまうことがあるので注意しましょう。

 

では、ワキガの原因とは何でしょうか。

 

ワキガを発生させる汗腺

脇の下には3つの汗腺があります。

  • エクリン汗腺
  • アポクリン汗腺
  • 皮脂腺

 

エクリン汗腺

エクリン汗腺は汗そのものを分泌する汗腺で、成分の殆どが水ですから、無色・無臭であり、サラサラとしています。

 

ただ、汗も拭かずにいると雑菌が繁殖するので「汗臭い」と言われる状態になってしまいます。しかし、これはワキガとは違います。

 

また、このエクリン汗腺は毛穴とは別で全身にあり、汗をかいて体温の調節をしています。


アポクリン汗腺

アポクリン汗腺は毛穴を通じて汗を出していますが、この汗はエクリン汗腺とは異なり、分泌する身体の部分は脇の下、陰部、乳首の周囲、お臍周辺、耳の中等に限られています。
また、その成分も水ではなく、脂肪、鉄分、尿素、アンモニア等で、更に粘り気があるのが特徴です。

 

このアポクリン汗腺から出る汗が、正にワキガの原因で、アポクリン汗腺から出た汗が分解される時に発生するキツイ臭いがワキガなのです。


皮脂腺

皮脂腺は汗を出すのではなく、「皮脂」を分泌することに依って、エクリン汗腺と共に肌を保護する役目を担っています。

 

ニキビや吹き出物が出来た時、脂の所為だと顔を洗い過ぎると、肌に必要な皮脂が足りなくなり、余計皮脂が分泌され、ニキビが治らないという悪循環を繰り返すことがあります。
これは脇の下でも同じことなので、適度な清潔を心掛けましょう。


遺伝に依るワキガ

遺伝に依るワキガとは、アポクリン汗腺の数が多いという要素を親から遺伝するということです。

 

片親がワキガであれば50%、両親ともワキガなら80%の確率で遺伝すると言われます。
また、両親にはなくても祖父母や親戚にワキガの人がいれば、ワキガになる可能性はあります。

 

ただ、遺伝は100%ではありません。


その他の原因

 

ワキガの原因として、最近は生活習慣やストレスが挙げられます。

 

食生活

脂っこい物、乳製品、肉の過剰摂取はアポクリン汗腺を刺激するので、分泌される汗が増えることに依って汗の臭いが強くなります。

 

肥満

肥満の人は臭いの強い汗を多量にかく傾向にあります。
これは、身体に着いている沢山の脂肪が、体内の熱の放出を妨げるので、体温を下げる為に汗を沢山かくからです。

 

ストレス

ストレスを感じるとアドレナリンが分泌され、アポクリン汗腺が刺激されることによって汗が出ます。ワキガを気にし過ぎることもストレスとなり、汗の分泌を増やしてしまいます。

 

現代はストレスの時代とも言われますから、様々なストレスから身を守ったり、上手にストレスを発散することがワキガを酷くしないポイントとなるでしょう。

 

ワキガになりやすい体質となりにくい体質

ワキガの原因となる物質を分泌するアポクリン汗腺は、男女問わず誰もが持っているものです。であるのに、何故ワキガになりやすい人となりにくい人がいるのでしょうか。

 

ここでは、ワキガになりやすい体質となりにくい体質の違いについて解説していきます。

 

ワキガのなりやすさは先天的なもの

ワキガは遺伝するため、家族にワキガ体質の人がいる場合は自分もワキガ体質になる可能性が高くなります。

 

一般的には、両親のどちらかがワキガ体質の場合は50%、両親ともにワキガ体質である場合には80%の確率で生まれてくる子供がワキガ体質になると言われています。

 

自分がワキガ体質であるかどうかよく分からない場合は、耳垢を確認してみましょう。耳垢が常にネバネバと湿っている場合、ワキガ体質である可能性が非常に高くなります。

 

ワキガ体質かどうかはアポクリン汗腺の量で決まる

ワキガの原因となる物質は、アポクリン汗腺という汗腺から分泌される物質にあります。
アポクリン汗腺は誰にでも存在するものですが、人によってその量が異なり、アポクリン汗腺の量が多くなるとワキガ体質になりやすくなると言えます。

 

一般的にアポクリン汗腺が多くなる要因について下記に記載していきます。

 

女性

一般的に、男性よりも女性の方がアポクリン汗腺の数が多いと言われているため、男性より女性の方がワキガである可能性が高いとされています。
また、アポクリン汗腺は皮下脂肪により刺激を受けて活発化するため、男性よりも皮下脂肪が多い傾向にある女性で、ワキガ体質の方が多くなるとも言われています。

 

さらに、アポクリン汗腺はホルモンにより強い影響を受けることも分かっています。女性は月経や出産のためにホルモンバランスが乱れやすいですから、どうしても男性よりワキガ体質になりやすくなってしまうのです。


 

体が大きい人

アポクリン汗腺の大きさは、体が大きくなるほど大きくなる傾向があります。
そのため、日本人よりも体の大きな白人の方がアポクリン汗腺が大きく、実際にワキガである人も多いということが分かっています。


 

アポクリン汗腺の分泌成分

アポクリン汗腺から分泌される物質は、人によって構成成分に差があります。
そのため、ワキガの臭いの強弱は分泌される成分によって大きな違いが生じます。

 

アポクリン汗腺から分泌される物質には、水分や塩分に加えて脂肪やたんぱく質、鉄分、尿素、アンモニア、色素などが含まれています。
このうちの脂肪と鉄分の分泌量が多くなればなるほどワキガ臭が強くなると言われています。


 

汗を多くかくことは、必ずしもワキガになりやすいとは言えない

ワキガは脇から出る汗に原因があるため、汗を大量にかく多汗症の方はワキガになりやすいと考えてしまいがちですが、一概にそうと言うことは出来ません。

 

多汗症の場合はワキガの原因となるアポクリン汗腺ではなく、もう1つのエクリン汗腺からの汗の分泌量が多いことにあります。
そのため、汗を大量にかくからと言っても、それがアポクリン汗腺から分泌されたものでなければ、ワキガになることはないのです。


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